ボーリングと言ってもゲームの事ではありません。
今回のボーリングは地盤調査のボーリングの事です。
ちなみにボーリングは地盤調査の事ですが、ゲームの方はボウリングと
書きます・・・つまり「ー」か「ウ」の違いです・・・細かくてごめんなさい。
以前のブログでも何度か地盤調査の事を書きましたが、
(2011・11・11 地面の調査・・・けっこう古い記事でした)
住宅を建てる時にする地盤調査と、
住宅よりももっと大きな建物などを建てる時にする地盤調査では
同じ調査でもその方法が違います。
住宅の場合は,通常はスウェーデン式サウンディング工法という方法で
行いますが、大きな建物なんかを建てたりする時は、
ローリングと言われる方法で行います。
こんな感じです。

(かなり大規模です)
「あー、見た事あるよ」と言う方も見えるかと思いますが、時々道端でやっている事
があります。
ローリングは、建物を建てる時にもやるのですが、それ以外でも地質の調査や
高架になっている道路の建設の時の地盤の調査や、応用したもので石油や
天然ガスの採掘などにも用いられます。
こう聞くと、「どこまで掘るの?」という疑問が沸いてくるかと思いますが、
どこまで掘るのか?はその目的によって違ってきますが、どれだけ掘れるのか?
というと僕の知っている範囲だと1万メートルくらいまで行けるそうです。
1万メートルって、つまり10キロって事ですよね!・・・すごいですねー。
ローリングの調査って、簡単に言うと鉄の筒みたいな物を地面に回しながら
入れて行きます。
で、筒を地面に差し込んで行く時に、その筒の中に地面を掘った時の土が
残るのですが、筒を地面から抜いてゆく時に、この土を地層ごとに分けて
採取して、地表から何メートルまではこの地層、何メートルから何メートルまでは
この地層みたいなデーターを取ります。
こうする事によって、地盤の状態をかなり詳しく知る事が出来ます。
スゥエーデン式だと、地面の硬さと、おおよその地層の変わり目しか
分かりません。

採取した土はこんな箱に、各地層ごとに分けられたサンプルとして収められて
渡してもらえます。
写真を見て、「箱の中はどうなっているの?」と思われた方が多いと思いますが、
お見せしましょう!・・・箱の中身はこうなっています。

・・・ってあまり大した事ないんですけどね・・・・。
各地層の土をプラスティックの容器に入れて並べてあります。
容器には、土の種類、深度、採取日、N値(簡単に言うと地面の硬さ)などが
書かれたシールが貼られています。
これを参考にして、これから建てる建物の構造設計などを行ってゆきます。
「・・・どうやって?」と思いました?
この標本と地質データーから地面の硬さを専門の建築士が難しい計算をして
出して、基礎の大きさや建物の構造を決めてゆくのです。
この調査方法は普段僕がやっている仕事の内容だと使う事はあまり
ありませんが、1年に1回くらいの割合で使います。
今度使う時は一体いつなんだろう?
この方法で調査をすると言う事は、比較的規模の大きな建物を建てるという事
なのでその時がちょっと楽しみです。
・・・・・ま、その分工事も大変なんですけどね。


